成就院の紫陽花(鎌倉)

成就院の紫陽花

撮影場所:成就院
撮影日:2008/6/22
アクセス:江ノ電「極楽寺」駅より徒歩5分
地図:成就院ホームページの「交通のご案内」をご覧ください

この紫陽花(あじさい)の写真は、私がよく、メインホームページの『鎌倉紀行』やブログの記事で、梅雨時の鎌倉の紹介に使う写真の別バージョンです。

写真の中央やや左寄りに、後ろ姿の若い女性がいますが、このように人物を撮しこむだけで、写真に動きが出て、とても面白くなりますね。
ただ、正面向きで撮してしまうと、肖像権やらなにやら問題が発生して使えなくなってしまうので、やはり後ろ向きがよいでしょう。

しっとりとした土地柄の鎌倉は、紫陽花の生育に適しているそうで、花の多い鎌倉の町でも、紫陽花は鎌倉の代名詞のようになっている花。
「鎌倉といえば紫陽花」みたいな感じです。
そんな中で、この成就院は鎌倉の紫陽花の名所としては三番手といったところ。

一番手は、「鎌倉の紫陽花寺」としてその名を馳せる、北鎌倉の明月院でしょう。
二番手は、紫陽花の季節の参拝者に、境内の紫陽花の写真をプリントした団扇(うちわ)などを配布し、紫陽花の名所としてすっかり定着してきた、長谷寺。
インターネットでは、明月院を鎌倉の「元祖 紫陽花寺」、長谷寺を「新 紫陽花寺」などと呼ぶ向きもあります。

そして成就院は、明月院、長谷寺についで、三番目の紫陽花寺というわけです。

しかし、もう一度、写真をご覧ください。
山門へと続く石段の両脇に咲く紫陽花のむこうに、弧を描いて由比ヶ浜のビーチが広がっているのが、わかりますか。
まるで、お寺のお庭を造るときによく使われる、「借景(しゃっけい)」の技法のようですね。

知名度では明月院にかなわないし、花の数や種類の多さでは長谷寺にかなわないかもしれないけど、景色とセットで楽しむという意味で、この成就院はイチオシの紫陽花スポットです。

ちなみに、成就院の山門に至る石段は、煩悩の数と同じ108段で、植えられた紫陽花は、般若心経の文字数と同じ262株あるそうです。
長年、鎌倉を歩いていますが、ついつい写真を撮影するのに夢中になり、数えたことがありません。
お時間のある方は、ぜひ数えてみてくださいね。

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