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明月院の円窓の奥には、何があるの?

初秋の円窓

明月院 初秋の円窓

(写真:明月院 初秋の円窓)

明月院というと、鎌倉の「あじさい寺」の印象が強いですが、秋の風情もなかなかのもの。

本堂の壁にぽっかりとあいた円窓の奥から、初秋のやさしい陽が差し込み、本堂の緋毛氈(ひもうせん)が敷かれた床の上にも、満月のような光の円が描かれます。

とても穏やかな秋の午後の空気感。すこしぼやっとした感じが、心を落ち着かせてくれます。

お寺の方が、手前のほうに秋の実りをおいてくださっていますが、これがまた、素敵なワンポイントになっていますね。

こういうのも、拝観に訪れるお客さんに対する、もてなしの心というもの。

質実剛健な鎌倉の寺院の中にあって、明月院には京都のような雅な雰囲気があります。

紅葉まっただ中の円窓

一方、下の写真は、紅葉まっただ中の頃の円窓。冴え冴えとした空気に、まもなく訪れる冬の予感を感じます。

明月院 紅葉まっただ中の円窓

(写真:明月院 紅葉まっただ中の円窓)

ところで、円窓の向こう、本堂の裏手には、ずいぶんと広い空間が広がっているようだけれど、いったい何があるの?と思われる方も多いでしょう。

実は、本堂の向こう側は、本堂後庭園になっているのですが、普段は立ち入ることができません。

この庭に入ることができるのは、梅雨のあじさい、花菖蒲が咲く時期と、秋の紅葉の時期のみに、特別拝観ということで一般公開されます。けっこう広いお庭です。

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