雨の日の托鉢

雨の日の托鉢

撮影場所:小町通り(鎌倉市)
撮影日:2014/5/21
アクセス:「鎌倉駅」徒歩約1分
地図:鎌倉小町通り商店会ホームページ

一見、何気ない雨の日の商店街の写真ですが、よく見ると、大きな網代笠をかぶった托鉢中の修行僧がいっぱい。
こういうのも、ある意味、鎌倉らしい光景。
場所は、鎌倉駅のすぐそば、小町通り商店街。托鉢しているのは、北鎌倉の建長寺の修行僧。喉の奥から出す低いうなり声のような声で、「アーーーーー」といいながら、早足でお店からお店へと渡り歩いていきます。

修行僧のことを「雲水」といいますが、建長寺の雲水たち、おおよそ、次のような生活をしてるのだそうです。

3:00(冬は4:00)
起床
朝課(朝の勤行)
独参(老師と公案をもとに禅問答をする)

5:30
粥座(しゅくざ 粥と万年漬(沢庵))
日転掃除(庭掃除。掃除は大事な修行であり徹底的に行う)

10:30
斎座(さいざ 麦飯と味噌汁と漬物)

斎座の後、
托鉢(一の位に1、3、6、8のつく日)
作務(一の位に2、5、7、10のつく日)
剃髪開浴(一の位に4、9のつく日)

16:00  薬石(朝、昼の残り物を食べる)
その後、座禅

21:00  消灯
夜坐(堂外での座禅。12〜1時頃まで)

質素な食事だけで、睡眠時間は、ほんの3時間くらい。慣れない内は眠気を催して、托鉢の最中に、前を歩く人にぶつかりそうになるなんて話も聞いたことがあります。