古都浪漫 京都 神護寺・三尾

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神護寺・三尾


京都の西北、周山街道を車で30分ほど走ると、古くから清遊地として知られる「三尾(高雄、槇尾、栂尾)に達する。清滝川の流れがつくりあげた錦雲渓や金鈴峡などの自然美を眺め、山の懐に抱かれるようにして建つ古寺を散策すると、心も体も癒されるように思う。
紅葉の名所として知られるこの幽すい境は、新緑の頃に訪れるのもいい。

市バス・JRバス 高雄下車
  ・徒歩約15分。[地図]

神護寺楼門 神護寺金堂 神護寺大師堂

[YT0701] 神護寺楼門

[YT0702] 神護寺金堂

[YT0703] 神護寺大師堂

錦雲渓 西明寺 高山寺

[YT0704] 錦雲渓

[YT0705] 西明寺

[YT0706] 高山寺

[YT0701] 神護寺楼門
神護寺は、平安京造営で知られる和気清麻呂(わけのきよまろ)公が建立。その後、唐から帰朝した弘法大師空海が入山、真言密教の基礎をこの寺で築き上げた。
神護寺の建つ高雄の地は日本有数の紅葉の名所として知られ、晩秋は、都の中心から離れたこの地も随分と賑やかになる。

[YT0702] 神護寺金堂
金堂に安置されている神護寺本尊は、炎の写真家・土門拳が何度も撮影したことでも知られる薬師如来立像。貞観期彫刻の傑作中の傑作との誉れ高いこの像であるが、これほど表情厳しく、威厳に満ちた薬師如来像が他にあるであろうか。

[YT0703] 神護寺大師堂
他の京都の寺と同様、神護寺も応仁の乱の兵火で諸堂を焼失した。その中で唯一残ったのが大師堂である。
神護寺を訪れるのは紅葉の季節もよいが、5月の新緑の頃もよい。青々と生気に満ちた草木が美しいし、何よりも、「宝物虫払い」が行われ、「伝 源頼朝像」など貴重な国宝級の宝物を間近で目にすることができるからである。

[YT0704] 錦雲渓
境内奥の地蔵院前に立つと、眼下に錦雲渓の深い谷が広がる。
ここから素焼きの円盤(かわらけ)を投げるのが「かわらけ投げ」。「かわらけ」が美しい弧を描いて、眼下の渓流へ飛んでいけば、願い事が叶うのだという。

[YT0705] 西明寺
神護寺から渓流沿いを歩くこと約15分、槇尾山・西明寺にたどり着く。こちらの本尊・釈迦如来立像は、いわゆる清涼寺式のとても美しい仏様。

[YT0706] 高山寺
三尾の最奥、栂尾山・高山寺は、漫画のルーツとも言われる「鳥獣人物戯画」が伝わる寺。
また、日本の茶栽培発祥の地であることを記念し、境内に茶園が維持されている。鎌倉時代・栄西禅師が中国より持ち帰った茶種がこの栂尾の地に植えられ、その後、宇治など、他の地へと広く移し植えられて行った。


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