古都浪漫 京都 三千院・大原

古都浪漫ホーム > 京都 >


三千院・大原


洛北の静かな山里、大原。かつて、この地は都から遠く離れた「隠れ里」であり、また大原声明の聖地であった。
大原の中心寺院・三千院の美しい苔の庭は「東洋の宝石箱」とも言われ、その苔の大海原に浮かぶように建つ往生極楽院は、この世に現出した極楽浄土のよう。特に錦繍に包まれる晩秋の頃が圧巻である。

京都バス 大原下車
  ・徒歩10分。[地図]

三千院1 三千院2 三千院門前

[YT0501] 三千院1

[YT0502] 三千院2

[YT0503] 三千院門前

勝林院 宝泉院 寂光院

[YT0504] 勝林院

[YT0505] 宝泉院

[YT0506] 寂光院

[YT0501] 三千院1
三千院を訪れたら是非とも見ておきたいのが、往生極楽院(本堂)。あたかも美しい苔の海に浮かぶように建っている。往生極楽院の天井は、お堂に比べて大きな「阿弥陀三尊像」を安置するために、船を逆さにしたような船底型天井になっている。
阿弥陀三尊のうち、脇侍の観世音菩薩像と勢至菩薩像は、少し前かがみに跪く「大和坐り(やまとすわり)」という珍しい姿で、今まさに往生者を迎え、極楽浄土に向う姿とされる。

[YT0502] 三千院2
「東洋の宝石箱」とも表現される美しい苔に覆われた三千院の庭。秋になると苔の緑と紅葉の対比が映え、大和絵の世界が現出する。

[YT0503] 三千院門前
都を遠く離れた隠れ里も交通の便がよくなるにつれ、特に紅葉の季節に訪れてみると随分騒々しい。
爽やかな秋の日に、三千院を参拝した後、ちょっと疲れて名物のみたらし団子を食べながら休息したりしていると、かつてこの地が念仏や声明(しょうみょう)の聖地であったことや、山深い里であることなど忘れてしまいそうになる。

[YT0504] 勝林院
大原声明の根本道場。声明とは、経文に節をつけて歌う仏教音楽。民謡などのルーツとなった。

[YT0505] 宝泉院
勝林院の住職の坊として開かれたお寺。柱と柱の間に見える空間を額縁に見立てて鑑賞する「額縁庭園」や、伏見城の床板を使用したと伝わる「血天井」が有名。

[YT0506] 寂光院
平清盛の娘、建礼門院徳子が余生を送った寺、寂光院。
三千院から寂光院まで実際に歩いてみると分かるが、寂光院は大原の他の寺から随分離れている。徳子が生きていた当時、ただでさえ都から遠い大原で、更にこれだけ奥まった場所に位置する寂光院は、さぞかし寂しいところだったに違いない。
草生の谷の奥にひっそりと佇む寂光院は、「隠れ里」大原の地にあって、草木一本一本にまで人々の悲しみが染み込んでいながら、それでいて、どこかやさしさに包まれていて心を落ち着かせてくれる、そのような寺である。


サイトマップ

古都浪漫 出掛けよう歴史と浪漫の旅へ