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山の辺の道


『古事記』、『日本書紀』にも記される我が国最古の道。現在は、桜井から天理までの間、大和盆地の東の山裾を歩く約15キロの道のりが、人気のハイキングコースになっている。

山の辺の道[地図]

海柘榴市観音境内 大神神社

[NL0601] 海柘榴市観音境内

[NL0602] 平等寺

[NL0603] 大神神社

狭井神社 檜原神社 三輪山

[NL0604] 狭井神社

[NL0605] 檜原神社

[NL0606] 三輪山

山の辺の道夕景1 山の辺の道夕景2 崇神天皇陵

[NL0607] 山の辺の道夕景1

[NL0608] 山の辺の道夕景2

[NL0609] 崇神天皇陵

[NL0601] 海柘榴市観音境内
古代、大和盆地(奈良盆地)は湖であり、その湖の縁に沿って盆地の東側の山麓に通した道が、我が国最古の道といわれる「山の辺の道」である。
「山の辺の道」という場合、通常、桜井市の「海柘榴市(つばいち)観音」から天理市の石上神宮までの約15キロの道のりを指し、現在は全国からハイカーが訪れる人気のハイキングコースになっている。
海柘榴市は古代の市場として栄え、男女の契り(婚約)を結んだ歌垣が行われたことでも有名だが、現在は周囲を住宅に囲まれた狭い空間に小さな観音堂が建つばかりで、古代の面影は残っていない。

[NL0602] 平等寺
「海柘榴市観音」から「金屋の石仏」を経てしばらく歩くと、道は山道になる。やがて道は平等寺の境内につきあたる。平等寺は大神神社の神宮寺として栄えたが、明治の廃仏毀釈で廃寺に。現在の本堂は、昭和57年に再建されたものである。

[NL0603] 大神神社
平等寺を出ると、間もなく大神神社(おおみわじんじゃ)に到着する。日本最古の神社のひとつに数えられ、ご神体は背後に聳える三輪山であるため、本殿というものがなく、拝殿があるのみである。
大神神社は、JR桜井線の「三輪」駅の近くであるため、散策はここから始めてもよい。

[NL0604] 狭井神社
大神神社に隣接して鎮座するのが、大神神社の摂社・ 狭井神社。こちらで申込みを行うと、三輪山への登山が許される。
狭井神社の境内には、美智子皇后の美しい御歌を刻んだ石碑がある。

 三輪の里 狭井のわたりに 今日もかも 花鎮めすと 祭りてあらむ

春先の花が散る頃、疫神により様々な病気が流行るのを鎮めるため、古来より大神神社・狭井神社で行われている「花鎮祭」について、詠まれたものである。

[NL0605] 檜原神社
こちらも大神神社の摂社である。

[NL0606] 三輪山
太古の昔から信仰の対象とされてきた三輪山。とても美しい形をした山だなと思う。

[NL0607] 山の辺の道夕景1
大和盆地の東の端を通る「山の辺の道」を歩いていても、大和の西の端、二上山がはっきりと見える。

[NL0608] 山の辺の道夕景2
冬の大気の澄んだ夕暮れ時、遥かに葛城山系の山々、手前に大和三山のうち、耳成山と畝傍山を見ることができた。

[NL0609] 崇神天皇陵
第十代崇神天皇陵。この辺り一帯は、ほかに景行天皇陵や卑弥呼の墓との説もある美しい前方後円墳・箸墓古墳など、古墳が多い。
「山の辺の道」は、更に天理市の石上神宮まで続く。


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