嵯峨野 初秋の二尊院参道

嵯峨野 初秋の二尊院参道

撮影場所:二尊院(京都 嵯峨野)
撮影日:2008/9/14
アクセス:京福電車「嵐山」駅より徒歩20分、JR「嵯峨嵐山」駅より徒歩15分、京都市バス「嵯峨釈迦堂前」より徒歩10分
地図:京都観光Navi

京都の町中から嵐電(らんでん 京福電鉄)のミニ電車に乗って、終点の嵐山駅におり立つと、土産物屋ばかりで、なんだかありきたりな観光地だなと思うかもしれません。
しかし、天龍寺の境内を抜け、嵯峨野路へと一歩足を踏み入れると、そこに別世界が広がっていることに驚きます。

嵯峨野の地は、嵐山・小倉山の山懐にいだかれ、古くから文人・墨客が、都の喧噪を嫌い、侘び住まいをした情緒豊かな地。
せっかく、嵯峨野に来たのなら急ぎ足でまわるのではもったいないですね。
夏の暑い日に、そよ風に揺れる竹林のざわめきに耳を澄ませ、秋の夕暮れ時、サッと駆け抜けるように降ったかと思えば、いつの間にかやんでいる時雨に心も洗われるなど、四季折々の情緒も楽しみながら歩きたいものです。

嵯峨野の見所は、主な場所だけでも、

紅葉の名所で、藤原定家が山荘を構え、『小倉百人一首』を編んだ地として知られる常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
田園の中にひっそりとたつ、侘びた風情の落柿舎(らくししゃ)
さらに、奥嵯峨まで足をのばせば、
平清盛に寵愛されたものの、同じ白拍子の仏御前に清盛の愛を奪われた白拍子・祇王(ぎおう)が、世を儚み(はかなみ)ながら残りの生涯を過ごしたという祇王寺

などもあり、枚挙にいとまがありません。
そんな中で、私が一番好きなお寺は、二尊院というお寺。
その名の通り、釈迦如来と阿弥陀如来の、2体のご本尊がおまつりされているのが、寺名の由来です。

このお寺は、境内の雰囲気がとてもいいんですよね。
特に、初秋のころは、萩などの秋の草花がたくさん咲いて、とてもきれいです。もちろん、晩秋の紅葉も見事です。
以前、「FLOWER SHOP」というお花屋さん向けの雑誌に、二尊院の萩の写真を提供させていただいたことがあるのですが、このページの写真は、それと同じ日に撮影した写真。

色づく前の紅葉に午後の陽射しが差して、とてもきれいだったのですが、これだけだと絵としては、ちと寂しい。
そこへ、折よく女性2人が歩いてきたので、遠景をぼかしながらパチリ。
我ながら、いい絵になったと思います。

あまり、ローアングルで構えていると、変な人と間違われるので、気をつけましょう^^