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若草山からは東大寺が小さく見える

若草山から見た東大寺大仏殿

(写真:若草山から見た東大寺大仏殿)

若草山は、東大寺の東側、手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)の裏手の、標高342メートルの小山。
笠を3つ重ねたように3つの山頂があり、別名・三笠山ともいいます。

山全体を芝生や草地が覆っていて、山道を歩いていると、とても爽やかな気分になりますね。
奈良というとグリーンの印象がありますが、やはり、奈良のシンボルの一つ、この若草山の色のイメージが強いのでしょう。

ちょっと気をつけなければならないのは、若草山は鹿が放牧されているので、よくみると、そこら中に鹿の糞があること。
奈良公園なども同じなんですけどね。
これは、もう奈良に来たら仕方のないことと思わなければなりません。

エッチラオッチラ山頂を目指していくと、次第に眼下に広がる奈良の街並みが小さくなっていきます。
写真の中央に、揺れるススキの穂の向こうに見えるのは、東大寺の大仏殿。
ちょっと登っただけなのに、あの巨大な大仏殿が、こんなに小さく見えるとは、これは登る価値ありですね。
ちょっと霞んでいますが、遠くには生駒山地も見えます。

このように登山道を登るほか、若草山にはドライブウェイもあって、車で山頂まで行くこともできます。
若草山、春日山、高円山(たかまどやま)をつなぐ、全長13kmの奈良奥山ドライブウェイを走れば、景色を手軽に楽しめるほか、春日山原生林の緑と澄んだ空気を楽しむことなどもできるので、こちらもおすすめです。

最後に、若草山で忘れてはならないのが、毎年1月に行われる「若草山の山焼」。
下で点火された炎が、しだいに赤々と燃え上がっていき、夜空を焦がす様子は壮観です。

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