新薬師寺の萩

新薬師寺の萩

撮影場所:新薬師寺(奈良県奈良市)
撮影日:2007/9/21
アクセス:市内循環バス「破石町」から徒歩10分、または、「近鉄奈良」駅から徒歩30分
地図:新薬師寺ホームページ

東大寺や春日大社のある奈良公園周辺から、それほど遠くない奈良市高畑町にある新薬師寺。
新薬師寺へは、春日大社から「ささやきのこみち」を散歩するのが、風情があっておすすめです。
ちなみに、新薬師寺の「新」は、"new"の意味ではなく、霊験「あらたかな」の意味なんですね。

このお寺の最大の見所は、天平美術の傑作と名高い、塑像(そぞう)の「十二神将像」。

中央の如来の周囲を囲み、来る者を一歩も近づけまいとして、それぞれの武器を手に、思い思いのポーズで威嚇する12体の美しい群像。その表情といい、そのポーズといい、神将たちが、本当に今にも動きだしそうな躍動感に満ちあふれています。

仏像を見て、その慈愛に満ちた姿にやすらぎを感じたことは何度もありますが、心躍るような気持ちでワクワクしたのは、この新薬師寺の群像を見たときがはじめてのような気がします。

新薬師寺は、お世辞にも大きなお寺とはいえませんが、最初は、「なんで、こんな小さなお寺に、こんなすごい傑作があるんだろう」と思いました。
そこで、お寺の歴史を調べてみると、創建当時は、かなり大きな本格的寺院だったようですね。

新薬師寺は、初秋の萩も美しいことでも知られます(写真)。

新薬師寺から、ちょっと足を伸ばすと、花の寺としても有名な白毫寺(びゃくごうじ)があります。松本清張原作の映画『球形の荒野』では、その美しい境内風景が描写されました。
白毫寺境内からは、奈良盆地を一望することもでき、こちらもおすすめです。

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