浮見堂とサルスベリ

浮見堂とサルスベリ

撮影場所:浮見堂(奈良公園・鷺池)
撮影日:2008/8/6
アクセス:JR奈良駅、近鉄奈良駅 市内循環バス「大仏殿春日大社前」徒歩5分
地図:奈良市観光協会ホームページ


広い奈良公園の南の端に、鷺池という池があります。この池に浮かんでいるのが、浮見堂。

観光ガイドブックなどでは、「水面に写る姿が美しく」などと紹介されていますが、実際に行ってみると、特に夏は水が濁っていて、お世辞にも美しいとはいえません。

それでも、水辺で涼をとるには良い場所だし、なんといっても、写真撮影をすると絵になるので、記念撮影などにもおすすめです。

盛夏、鷺池のほとりに咲くのが百日紅(サルスベリ)のピンク色の花。

百日紅は、中国南部が原産で、7月から9月にかけて、非常に長い間、花を咲かせているので「百日紅」という字が当てられた、というのが一般的な説明ですが、

恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、亡くなった後に咲いた、この花を「百日紅」というようになった

という中国の伝説による、という話もあるようです。乙女の生まれ変わり、ということですよね。

「百日紅」という漢字は、もちろん当て字で、「サルスベリ」は「猿滑」から来ています。木の幹がツルツルしているので、木登りが得意なお猿さんも、この木を登るのは、ちょっと苦手なのでしょう。