春日大社 神官と巫女さんたち

春日大社 神官と巫女さんたち

撮影場所:春日大社(奈良市)
撮影日:2008/8/7
アクセス:奈良交通バス「春日大社本殿」行き「春日大社本殿」下車すぐ または、「市内循環外回り」「春日大社表参道」徒歩約10分
地図:春日大社ホームページ


春日大社は、平安貴族の藤原氏の氏神をまつる神社。

春日大社で興味深かったのが、境内にある「林檎の庭(りんごのにわ)」。古来から、この庭の林檎の結実の多少によって、その年の農産物の豊凶を占ったそうですが、ここに来て思い出したのが、次の言葉です。

たとえ地球が明日滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える

イギリスの物理学者・ホーキング博士によれば、我々の宇宙に地球と同程度の文明を持つ星が二百万ほどあるといいます。

しかし、我々は彼らと遭遇しません。それは何故か。

それは地球ほどの文明を持つようになると、自然の循環が狂い、加速度的に不安定になる。そして滅亡してしまうから、だそうです。

なるほど。確かに全地球規模で見ると、我々の文明も、もはや衰退期に入っているように感じることが多いですね。

文明の発展が、人類、ひいては地球上の動植物の最終的な幸福に相反する方向に向い始めている。これは、文明の衰退以外の何ものでもないといえるでしょう。

もし、ホーキング博士の言葉が正しければ、もはや何をやっても手遅れなのかもしれません。

しかし、だからといって虚無主義や浅はかな諦観に陥ることなく、「今日」できることを真剣に考え、取り組む。これが上記の言葉の趣旨ですね。

全地球レベルの話だと、なかなか現実味がわきませんが、身近な例で言えば、奈良をはじめ、京都や鎌倉など歴史ある古都を歩いていると、「もはや日本の伝統美は失われた」と嘆かざるを得ないほど、景観破壊、環境破壊が進んでしまっています。

だからといって諦めることなく、今、我々が取り組まなければならないことは何か、真剣に考えなければなりません。何が、最終的に人々や地球の幸福につながるのか。